我が家のルンバは2012年に購入したルンバ530。
2度のバッテリー交換を経て、8年目の今もまだまだ現役で働いてくれています。
そんな働きもののルンバくん、実は純正バッテリーではなく互換バッテリーを使用しています。
ルンバはバッテリー交換が必要
我が家のルンバに異変が起こり始めたのは、購入から2年半ほどたった頃でした。
掃除後自動的にホームベースに戻るはずのルンバが部屋のいたるところで行き倒れてしまうようになってしまったのです。
それでもいつも外出中にルンバを使用していた私は「掃除はきちんとしてくれているはず」と思い込んでいたので「今日もちゃんとホームに帰れなかったのね〜かわいいやつ!」(この頃はすでにペット扱い)と、たいして気にしないまま使い続けていたのでした…。
ルンバがホームベースに戻れない本当の理由
ほぼ毎日ホームベースに戻れなくなってきてから早数ヶ月…いつもは外出の直前にルンバをスタートさせてそのまま出かけるのですが、その日はたまたまルンバをスタートさせた後すぐに外出せずに他の部屋にいたのでした。
いつも通り「ゴーーーー」という音を出しながら(結構うるさい)掃除を始めたルンバでしたが、5分ほどたって「あれ?なんだか静かだな」とのぞいてみると…そこにはすでに停止したルンバが…!!
あなた、ぜんっぜん掃除できていなかったのね!!!
と衝撃の事実を知ることに…。(←遅すぎ)
ルンバ自体の調子が悪くてうまくホームベースに戻れなくなっているだけだと思い込んでいたのですが、調べてみるとどうやらバッテリーが原因とのこと。
バッテリーがダメになったことで充電がきちんとされず、スタート直後に電池切れとなり行き倒れてしまっていたようです。
ルンバのバッテリーは消耗品
バッテリーに寿命があることは知っていましたが、そもそもどのくらいの期間使えるものなのでしょうか。
ルンバ500シリーズの取扱説明書にはバッテリーの交換時期の目安として「約1年半」「稼働時間が著しく短くなったとき」との記載がありました。
どうやら我が家のルンバは限界を超えてがんばってくれていたようです。ごめんよ、ルンバ。
ちなみにルンバ800シリーズのバッテリーは取扱説明書によると約3年だそうです。本体の進化もすごいですがバッテリーも進化しているんですね。
ルンバ純正バッテリーの価格
とにかくバッテリーを交換しなければ!ということで調べてみると、ルンバ530に対応する純正バッテリーはなんと1万円!!
1年半ごとに交換が必要になる消耗品が1万円…?!これはいくらなんでも高すぎでは…。。
こちらで機種ごとの対応バッテリーが確認できますが、上位機種用のリチウムイオンバッテリーは1万2000円(税別)でした。
うーん…高い。
純正?互換品?どちらを選ぶ?
もうルンバなしの生活なんて考えられない…でも消耗品に1万円…しかも1年半ごとに…、と悩んでいたところ「互換バッテリー」の存在を知りました。
互換バッテリーとは
互換バッテリーとはその名の通りメーカー純正品ではないけれど互換性があり純正品の代わりとして使用可能なバッテリーのことです。
もちろんメーカーのiRobotは純正品を推奨していますが(純正品以外を使用するとメーカー保証が無効になります)世の中にはルンバ用の互換バッテリーも数多く販売されています。
互換品はとにかく安い
互換バッテリーの最大のメリットはやはりとにかく安いこと!!
互換品といってもいろいろですが純正品の半額以下で購入可能なものもあり、消耗品を低価格で手に入れらるのはとってもありがたいですね。
互換バッテリーはお得な上に大容量タイプも
互換バッテリーの中には純正バッテリーよりも容量の大きい大容量バッテリーなるものもあります。
容量が大きければ大きいほど稼働時間も長くなるので、純正品より値段も安くて容量も増えるとなればメリットだらけのように思います。
気になる互換バッテリーの品質は?
幸い私が購入したものは問題なく使用できましたが、レビューなどによると初期不良があったり粗悪品の可能性もあるなど「試してみないとわからない」という部分もあるようです。
大きなメリットのある互換バッテリーですが、メーカー保証外となるためあくまで「自己責任」で選択する必要があります。
互換バッテリーの選び方
多くの商品レビューをしっかりチェックしていくと、どんなに高評価な商品でも当たり外れがあることがわかってきました。
なので、最悪ハズレを引く可能性も考えて返金・返品保証つきのものにしたほうが安心でしょう。
純正品より安くかなりの大容量のものもありましたが、ハズレだと悔しいのでさらに格安で容量もそこまで大きくないけど純正品より少しアップしたものを選びました。
私が選んだルンバ互換バッテリーはコレ
そんなこんなで私が購入した互換バッテリーはこちらです。(2022年現在売り切れが続いています…)
レビューもよく、なんせこのお値段なので最悪ハズレでも…という気持ちで購入しましたがコレが大当たり!!
ルンバ、復活☆
バッテリー交換で元気を取り戻したルンバさん、すっかり新品の時のようにしっかりとお掃除してくれるようになりました。
バッテリー交換から3年後のルンバについて
3年間互換バッテリーでしっかり働いてくれたルンバさんですが、バッテリー交換から3年が過ぎたころから稼働時間が急激に短くなってしまいました。
どうやらバッテリーの寿命がきてしまったようです。
もちろん迷わず前回と同じ互換バッテリーを注文して、無事に復活してくれました!
バッテリーの交換方法が詳しく書かれた用紙も同梱されていて、スムーズに作業完了です。
この1枚があるとないとでは作業効率が大きく異なるため嬉しいサービスですね。
今回のバッテリーも今のところ不具合なく使用できているので、前回同様3年はもってくれると有難いです。
困った時はとりあえず再起動
バッテリーを交換して無事復活したルンバですが、ごくたまーーに挙動がおかしくなる時があります。
真ん中のランプがみたこともない早さで点滅しはじめたり、部屋の隅で同じところをぐるぐる回っていたり…
こんな時は慌てず騒がずとりあえず再起動。
今のところ我が家のルンバは再起動で全て解決できています。
覚えておくと便利!ルンバの再起動方法
我が家のルンバ530の場合、DOCKボタンとSPOTボタンを10秒間長押しで再起動(リセット)できます。
<500・600シリーズ>
DOCKボタンとSPOTボタンを10秒間長押し
<700・800シリーズ>
画面にrStと表示されるまでCLEANボタンを10秒間長押し
ルンバ以外の互換バッテリー
ルンバの互換バッテリーが思いの外問題なく使用できたので、バッテリーが必要な他の家電でも純正バッテリーのみではなく「互換バッテリー」という選択肢が増えたのは我が家の家計にとっても嬉しいことでした。
こちらも互換バッテリーを選びました
早速かなり調子の悪かった電話機のバッテリーも互換バッテリーに交換し、快適に使用しています。
またしても大容量。そして激安!!!
まとめ
最後に互換バッテリーのメリット・デメリットについてまとめてみました。
互換バッテリーのデメリット
- メーカー保証が無効になる
- 初期不良などの可能性もある
- すぐにダメになってしまったといった口コミもある
- 粗悪品の場合、最悪本体に支障がでる場合も
互換バッテリーのメリット
- 純正品に比べてとにかく価格が安い
- 大容量タイプもあり稼働時間を長くすることができる
- 返品返金保証がある商品もある
商品の見極めが大事
純正品の価格でお悩みの方にはぜひともおすすめしたい互換バッテリーですが、残念ながら上記デメリットのようなリスクが伴うことも事実です。
口コミ・レビューのチェックなど商品リサーチをしっかり行って、賢くお得に互換バッテリーを利用していきたいですね。