連日の厳しい暑さのなか、電力需給は厳しい状況が続いているようで「熱中症対策」と「節電」が叫ばれる日々。
正直エアコンなしでの生活はムリですが、できる限りの節電は行いたい!
ということで、冷房効率アップのためにエアコン室外機用遮熱シールを試してみました。
エアコン室外機用の遮熱シール
エアコン室外機用遮熱シールとは、室外機に貼るだけで室外機の温度上昇を抑え、冷房効率がアップするというもの。
近所のホームセンターで購入。税込み1,408円でした。
白いシールが4枚入っています。
貼り方もとってもかんたん!
室外機の天面をきれいにしてからシールを貼り付けるだけ。
仮止めしやすいように一部分だけ裏紙がはがれるようになっているので、位置合わせもかんたんでした。
貼る面をしっかり濡らしながら貼っていくと、貼り直しがしやすくてよかったです!
遮熱シールを貼った状態がこちらです。
ツヤのある真っ白いシールなので、目立たなくていい感じです。見た目は合格!
10年以上前の日立の白くまくん(RAS-S71Y2)ですが、シールをカットすることもなく4枚でちょうど貼ることができました。
室外機の左端が南向きなので、あまった部分は左側面に貼り付けてみました。
右側から貼っていったので、はじめの方は気泡が入ってしまったりスキマもできてしまいましたが、だんたん上達して左の方はなかなかきれいに貼れましたよ。
ベランダだし、じっくり見るものでもないので良しとします。
遮熱効果は?実際に測ってみました
こんなペラペラなシールで本当に効果があるのかな??
遮熱シールの効果を確認するために、まずは右側2枚のみ遮熱シールを貼って実験してみました。
右側半分が遮熱シールあり、左側半分が遮熱シールなしです。
朝早くから気温がぐんぐん上がり、この日は午前10時ですでに32度。
室外機は2階ベランダの東側にあり、思いっきり直射日光が当たっている状態です。
まずは室外機の天面を手で触ってみると、遮熱シールあり、なしで、熱さがまったく違います!
これは期待できそう♩
早速、表面温度が測れる温度計で測ってみると…
<遮熱シールなし> 47.0℃
<遮熱シールあり> 40.2℃
その差6.8℃!
他の日にも何度か測ってみましたが、だいたい同じくらいの温度差でした。
パッケージに書かれていた「室外機表面温度 約23℃マイナス」とまではいきませんでしたが、それなりに遮熱効果はあるようです。
肝心の冷房効率については、体感のみなのではっきりとはわかりませんが、なんとなく今までより高い設定温度でも効きが良くなったような?(気のせい??)
今後の電気代に効果があらわれることを期待します!
遮熱シールのメリット・デメリット
遮熱シールを貼ってみて感じたメリットは、やはりこのスッキリとした見た目ではないでしょうか。
今までの室外機の日除け対策といえば、こんなイメージで…
室外機自体があまり目立つところにないとはいえ、これをつけるのはちょっとな…というのが正直なところでした。
しかもこのタイプのものって、劣化してボロボロになったり、風でパタパタなる音がうるさかったり、最終的には台風なんかで飛んでいってしまったり!というのも気になるところ。
そんな従来の遮熱カバーのデメリットを全て解消しているのが、遮熱シールのすごい点ではないでしょうか。
見た目よし!風で飛ばない!のいいこと尽くし!
耐久性についてはこれから長期間使ってみないと実際にはわかりませんが、使用期間は5年間とのことなので、今の状態をどれくらい保てるか見守っていきたいと思います。
そんな遮熱シールのデメリットをあげるとすると、賃貸では使えないという点でしょうか。
いったん貼ってしまうとかんたんには剥がせなそうなので、賃貸物件に備え付けのエアコン室外機には貼らない方が良いでしょう。
賃貸でなくても「室外機に直接シールを貼るのはちょっと…」という方には、今回紹介した遮熱シールと同じメーカーから発売されているマグネット式 エアコン室外機用遮熱カバー ホワイトウッドはいかがでしょうか?
マグネットで取り外しが簡単なうえ、悪目立ちしないホワイトウッド柄が馴染んでくれそうです◎
まとめ
- 見た目もスッキリで目立たない
- 雨風に強く、はがれにくくて劣化もしにくい
今までの遮熱カバーに不満がある方に、ぜひおすすめしたい遮熱シールのご紹介でした!