トランプやUNO、かるたや人生ゲームなど、手軽に遊べるカードゲームやボードゲーム。
みんなでワイワイ遊べば盛り上がるけど、これが二人だと…まあ面白くないんです!!
ふたりババ抜き、ふたりカルタ、ふたりUNO… しかも大人対子供となるとまぁまぁな地獄なワケで!(←私が。子供は楽しんでいたりします。)
ということで、二人でも楽しめるボードゲームBlokus(ブロックス)を購入してみたら予想以上におもしろかったのでご紹介します。
少人数で遊べるものをお探しの方や、子供がテレビゲームばかりでお困りの方にもおすすめですよ!
Blokus(ブロックス)とは
ブロックスはシンプルなルールで誰でもすぐに遊ぶことができる、フランス生まれの陣取りゲームです。
ボードのマスに各色21個のそれぞれ形の異なるピースを交互に置いていき、最終的にできるだけ多くのマス目のピースを配置したプレイヤーが勝ちとなります。
ブロックスの対象年齢・プレイ時間は?
ブロックスの対象年齢は7才以上ということで、小学生であれば一年生から問題なく楽しめると思います。
「4歳の子でも遊べた」という商品レビューもあったので、幼稚園児でもきちんとルールを教えてあげれば十分遊べるのではないでしょうか。
ルール自体はとっても簡単なので、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に楽しむことができます。
まさに子供からお年寄りまでみんなで楽しめるゲームといえます。
プレイ時間は1ゲームにつき約20分から30分程度とさくっと遊べるので、我が家の場合は「宿題の前にひと勝負!」「ひと勝負してから夕飯準備!」などちょっと気持ちを切り替えたいときのスキマ時間に遊ぶことが多いです。
ブロックスの遊び方
ブロックスのルールはとにかくカンタンで、誰でもすぐに覚えて遊ぶことができます。
1. 最初のピースをボードのすみに置いてゲームスタート!
プレイする色を選び、ボードのすみのマスをうめるようにピースを置いてゲームを始めます。
2. 角と角をつなげてピースを置く
自分のプレイ順がまわってくるたびに、1つずつピースを置いていきます。
置くピースは、すでにボードに置いた自分の色のピースの角と角がつながるように置かなければいけません。
同じ色のピースの辺どうしがくっついてはいけません。
一度置いたピースは動かすことはできません。
3. ピースをたくさん置いた人が勝ち!
ピースを置く場所がなくなったプレイヤーはその時点で終了となり、全員置けなくなったらゲーム終了となります。
勝敗はマス目の数で決まり、手元に残ったピースのマス目の合計が少ない人が勝ちです。
- 角と角をつなげて置いていく
- 辺と辺はくっつけちゃダメ
- たくさん置いた人が勝ち
ルールがとってもカンタンなので、パッケージ裏を見るだけで小学生もすぐに理解して遊ぶことができました◎
ブロックスのここがすごい!
実際にブロックスで遊んでみると、単純なルールなのに奥が深くて大人の私の方がすっかりはまってしまいました。
ゲームとして面白いのはもちろんですが、それ以外でも「買ってよかった!」と思った点がたくさんありました。
幅広い年齢で一緒に遊べる
とにかくルールがカンタンなので、年齢にかかわらずすぐに覚えることができ、あらたにゲームに加わる人に教えることも簡単です。
子供同士でも教えあうことができるので、いちいち大人が介入する必要がないのも助かります。
ピースもボードにカチッと置けるので小さい子にも扱いやすく、ストレスなく遊ぶことができます。
ルール的にも一度置いたピースを動かすということはないので、オセロのように裏返すときにピースが動いてしまって兄弟ゲンカに発展…なんてことが起こりにくいのも良いところ◎
陣取りゲームなので相手のイヤなところにピースを置いてジャマをするようなことはありますが、UNOのドロー4のように相手にダメージを与えたり、人生ゲームのように逆転できないほど貧乏になったり、誰かを指名して蹴落としたり…などがないので険悪になりにくい=兄弟ゲンカも発生しにくい!というのも、兄弟姉妹・子供同士で仲良く遊んで欲しい親にとっては大事な点です。
また、大人と子供が戦っても力の差が出にくいというのもこのゲームの素晴らしいところではないでしょうか。
実際に私も小学生にしょっちゅう負けています…。
これがオセロや将棋などの場合強い人が圧倒的に有利なので、いつも負けてしまう年下の子なんかはなかなか楽しめないですよね。
ブロックスにも必勝法があると思うので大人気なく調べたい気持ちはありますが 笑、そこはぐっと抑えて、あえて勝ったり負けたりの勝負を楽しんでいます。
少人数でも遊べる
そもそも私がブロックスを購入した理由が「2人でも遊べる」ということでした。
平日父は仕事でほぼ不在、なおかつひとりっ子家庭の我が家の場合、友達と遊べない時の子供の遊び相手は私(母)しかいないワケで…。
ついつい家の中での遊びがテレビやゲームばかりになってしまっていることに危機感を感じて購入したのがブロックスだったのです。
ブロックスは基本は4人プレイなのですが、2人や3人でも遊べるようになっていて、なんと1人でもパズルとして楽しむことができるんです!
2人の時は1人が2色のペースを使ってプレイします。
我が家のようにひとりっ子の家庭や、兄弟姉妹がいても習い事や部活・受験などで忙しかったりとなかなか人数がそろわない現代っ子には重宝するおもちゃなのではないでしょうか。
\ アルゴも2人で遊べます /
省スペース・片付けやすい
とにかくモノを増やしたくない自称ミニマリストの私としては、ブロックスのサイズ感もコンパクトで嬉しいところです。
収納している箱自体が約27cm×27cmと一般的なオセロ盤などより一回り小さく、重さも全てを含めても500gちょっとと気軽に持ち運べる軽さです。
各色のピースももともと入っていた小袋にわけて収納しています。
準備も片付けも「出すだけ」「入れるだけ」なので、小さなこどもでも簡単にできますよ。
準備・片付けが面倒ではないという点も気軽に「プレイしよう!」という気にさせてくれるので、頻繁に遊ぶことにつながっていると思います。
ブロックスのデメリットは?
ここまでブロックスの良い点ばかりをあげたので「イマイチな点は何かあるかな…?」と考えてみましたが、、、特にないですね。
あえて言うなら、子供より私の方がはまっていて頻繁に息子を誘うので若干付き合いが悪くなってきたことでしょうか…。。
それでも子供にとって親の方から「遊ぼう!」と言われるのはまだまだ嬉しいようで、一応なんとか相手をしてくれています。笑
2人用も!いろいろなブロックス
実はブロックスには他にもいろいろなバージョンがあります。
白黒パーツの完全に2人用なブロックス デュオや
ピースが三角形になってすこし難しくなったブロックス トライゴンもありますよ。
まとめ
少人数から遊べて、脳トレにもなるブロックス。
ついついテレビゲームばかりになりがちな子への、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにいかがでしょうか?
「ゲームばかりしないの!」と小言を言う前に「いっしょにブロックスやろう!」と誘えば、家族で楽しい時間が過ごせますよ♪