簡単メンテナンスでツルスベ復活!
無垢材フローリングをスチームクリーナーで洗浄後、一部フローリング表面の毛羽立ちが気になるようになってしまいました。
触ってみるとなんだかザラザラ…。普段全く気にしていなかったのに一度気付いてしまうととっても気になる。。
そこで対処法を調べて実践!!
無事、ツルスベフローリングが復活しました!
毛羽立ちの原因は?
そもそもなぜフローリングの毛羽立ちが起こるのでしょうか?
毛羽立ちとは、無垢材が吸収した水分が蒸発する際に表面の木の繊維を持ち上げることで起こる現象だそうで、その持ち上がった木の繊維がザラザラの正体のようです。
水拭きなどの水分はもちろんのこと、化学薬品を含むお掃除シートやソープやオイルを施工することも毛羽立ちの原因となる場合があります。日常生活を送っているだけでも多かれ少なかれ毛羽立ちは発生するものなので、無垢フローリングの場合はメンテナンスしながら毛羽立ちと付き合っていく必要があります。
毛羽立ちやすい樹種
ナラ、タモ、ウォールナットなどの広葉樹は、スギ、ヒノキ、パインなどの針葉樹に比べて毛羽立ちが起きやすいそうです。
我が家のカバ桜もまさに広葉樹で、毛羽立ちやすい樹種としてもあげられていました。。
家にあるもので簡単メンテナンス
自分でメンテナンスができるというのは無垢フローリングのメリットの一つです。早速毛羽立ってしまった場合の対処法を調べてみました。
ズボラ主婦的にはできるだけ簡単に、しかも家にあるもので済ませたい!!ということでまず試してみたのがこちら。
マイクロファイバークロスで擦る
はじめに気になったのが、あの有名な激落ちくんシリーズの「激落ちクロス」で擦って毛羽立ちを取るという方法。クロスで擦るだけなんて、なんてお手軽なんでしょう!!
あいにく激落ちクロスはないけれど、つまりはマイクロファイバークロスってことでしょ??というズボラっぷりを発揮して家にある愛用のマイクロファイバークロス(未使用のもの)でトライ。
気になる部分をゴシゴシしてみると…なんとなくスベスベになっているような気がしなくもないような…う〜ん。。
ということで本家激落ちクロスではなかったことが敗因かもしれませんが、納得いかない仕上がりでした。
メラミンスポンジで擦る
無垢フローリングのメンテナンスでちょこちょこその名が出てくる「メラミンスポンジ」でも試してみました。
表面を削って汚れ等を落とす効果があるということだったので、毛羽立ちも削り取ってくれないかな?という期待のもと試してみましたがこちらもいまいち。
これらの方法は無垢材の種類との相性もあるかもしれませんが、我が家のフローリングでは効果は今ひとつだったのでした。残念。。
結局効果があったのはコレ
ここでようやく王道の方法を試すことに。サンドペーパーの登場です。
毛羽立ち対策として「紙やすりで擦る」ことは常識のようですが…なんだか面倒だったのです。。
仕方なく押入れの奥から以前購入していたサンドペーパーを取り出し擦ってみると、あっという間にツルツルに!!やっぱりプロのいうことは聞かないとダメですね。新築時のようなスベスベフローリングに感動してしまいました。
しかも思ったより面倒ではない!というか楽しい!!
サンドペーパーで毛羽立ち対策
今回たまたま家にあったサンドペーパーを使ってみましたが、これが#400というかなり細目の番手で仕上がりはツルツルなのですが広範囲を作業するとなるとちょっと大変そうな予感。
もう少し荒目のペーパーで研磨してから細目のもので仕上げた方が楽そうだったので、追加購入のためにようやくホームセンターへ。
サンドペーパーの選び方
サンドペーパーの目の粗さは番手とよばれ「#」をつけた数字で表されていて、粗目は#40〜100、中目が#120〜240、細目が#280〜800、極細目が#1000〜となっており、数字が小さいほど粗目、大きいほど細目となります。
無垢フローリングの毛羽立ちは、塗装前や重ね塗り時の下地調整に使われる細目のサンドペーパーで擦ることにより除去できるそうですが、私は#240(中目)で気になるところをざざざっとやすりがけしてから#400(細目)で仕上げることにしました。
中目→細目の2段階
いったん中目でざっとやすりがけすることによって仕上げも楽にキレイにできました。結局同じ部分を2回かけているので時短にはなっていないかもしれませんが、細目だけでしっかり仕上げるよりは作業が楽に感じられました。
やすりがけの後は掃除機で木粉をしっかりと吸い取ってからオイルでのメンテナンスも忘れずに。私は愛用の蜜蝋ワックスを塗りました。
空研ぎペーパーって何?
ホームセンターの紙やすり売り場には何種類かのサンドペーパーがありましたが「紙ペーパーより早く仕上がる」という謳い文句に惹かれて空研ぎペーパーを購入しました。
この空研ぎペーパー、見た目は普通の紙やすりとかわらないのですが目詰まりが少なくなる表面加工がされていて紙ペーパーより目詰まりしにくく耐久性も高いのが特徴だそうです。
たまたま家にあったのがこの空研ぎペーパーだったのですがコレのおかげでストレスなく作業ができたのかもしれません。
ちなみに、私は普通に手に持って擦りましたがヤスリホルダーがあればもっと楽ができたのかも…そんなに高いものでもないので今後の作業のためにも購入を検討しようと思います。
まとめ
少しでも楽をしようと導入したスチームクリーナーによって発生してしまった無垢フローリングの毛羽立ちですが、メンテナンスしたことにより良かった点と残念だった点がありました。
良かったこと
フローリングがスベスベになったことはもちろんですが、きちんとメンテナンスをするとその分ちゃんと応えてくれる無垢材フローリングの素晴らしさを再認識できたことが良かったです。
最近はメンテナンスの大変さばかり気になっていたのですが、改めて無垢材にしてよかったな!と思ったのでした。
残念だったこと
これは全く想定外の出来事だったのですが、リビングのやすりがけをしてから数日後、なんだか膝がヒリヒリする…お風呂でも膝がしみる…。。。
そこで膝をよくよくみると両膝下にすごい黒ずみが!!!
作業を行った日はなかなかの暑さで、裸足に短パンという格好で夢中になって作業をした結果…アラフォーの膝がボロボロに!!泣
気が付いてからは一生懸命保湿していますが、無垢材と違いアラフォーの膝はいくらメンテナンスしても全く期待に応えてくれません。。
ということで、女性の皆様はどうか大切な膝を守りながら作業されることを心からオススメします!