10年もつともいわれているLED電球ですが、わずか数年で切れてしまって買い替えが必要に…なんてことありませんか?
白熱電球に比べるとLED電球はまだまだ値段も高いので、頻繁に買い替えが必要となると困ってしまいますよね。
そんな悩みを解決してくれるLED電球の保証制度を実際に利用してみたら、保証書なしでも申し込みから2日後には交換品が送られてくるという神対応でしたのでご紹介します!
LED電球保証制度について・対象製品から利用方法まで
ある日突然、我が家のダイニングにある4つのダウンライトのうち1つのLED電球がチカチカと点滅するようになってしまいました。
チカチカするちらつきをしばらく放置していると電気が消え、スイッチを入れ直すとまた点灯したりしなかったり…
うーーん、ストレス!!
これはもう寿命なのかな…と思うも、数年前に「10年間電球交換から解放される!」と奮発して購入したLED電球だったのでなんだか納得もいきません。
そんな中「LED電球って保証がついてなかったっけ?!」と思い出したのでした。
パナソニックのLED電球保証制度とは?
不具合が発生したのは、Panasonic(パナソニック)のLDT8L-GZ60SWというLED電球でした。
こちらのLED電球はすでに生産終了となっており、後継品として LDT8LGST6が販売されているようです。
購入時のパッケージを見る限り保証についての記載はまったくありませんが、なんとパナソニックのLED電球保証制度は製品購入時から5年間、故障があった場合に無料で代替品と交換してくれるんだとか!
このパナソニックのLED電球保証制度は、安心してLED電球を購入・使用できるようにと2016年12月から導入された保証制度だそうです。
LED電球保証制度の対象となる製品と保証期間は?
我が家の例のLED電球の購入日は2015年の5月だったので、不具合が発生した2019年8月は「製品購入時から5年間」に該当するということがわかりましたが、実際に保証制度の対象となるのでしょうか?
まず、保証対象となる製品については
- LED電球(口金E26・E17・E12・E11)
- すでに購入・使用している製品も対象
となっているので、この保証制度が導入された2016年12月以前に購入した製品も対象となります。
そして、保証期間については次のようになっています。
- 製品購入日より5年間(ただし、24時間連続使用など1日20時間以上の長時間使用の場合、半分となる)
- 購入日は保証書やレシートで確認するが、これらが無い場合は製造月より5年間
- 製造月はLED電球に刻印されている製造ロット番号で確認
【製造ロットによる生産年月の確認方法】(パナソニック公式ページより)
我が家のLED電球は購入日より5年以内でしたが、製造ロット番号による製造月だとギリギリアウト…!
今回は楽天で購入していたので楽天の購入履歴からすぐに購入日が判明しましたが、普通に店頭で購入していたらレシートなんて絶対に捨てていたので危ないところでした。。
LED電球交換受付・申し込み方法は?
めでたく保証対象だということがわかったので、早速交換の申し込みを行います。
パナソニックのLED電球の交換申込みは、Webサイトまたは電話の専用受付窓口から行えます。
電話での申込みの場合は受付時間9:00〜18:00・年中無休のフリーダイヤルが用意されていますが、ここはサクッとWeb申込みがおすすめです。
個人情報の取り扱いについて同意をしたら、申込みフォームに従って入力をしていきます。
まずは保証期間の確認ということで、以下の内容について入力が必要なので事前に確認しておくとスムーズに入力できます。
- LED電球にどのような故障がおきたか(選択)
- LED電球の品番(電球のPanasonicロゴ下に表記されています)
- 故障しているLED電球の個数
- 不具合の発生日(年月日)
- 購入日(年月)(購入日がわからない場合は製造ロット番号)
- LED電球の一日当たりの使用時間
ここまでは全て必須項目となっています。
これらの入力内容から保証期間内ということが認められると、次に使用環境についての確認画面に進みます。
- LED電球を使用している照明器具の種類(選択)
- 調光機能の有無
- リモコンの調光機能の有無
これらの必須項目にチェックをします。
我が家の場合は照明器具の種類がダウンライトだったので、「Sを丸で囲んだマークの有無」という断熱材施工器具かどうかの確認項目が追加されました。
ここまでの入力内容に問題がなければ交換電球の案内画面へと進み、ここで後継品への交換となる旨も案内されました。
あとは、いくつかの質問に答え、お届け先を入力して完了です!
特に購入日を証明するものや保証書の提出も必要なく手続きできたので、大変助かりました。
LED電球交換申し込み後の流れ
Web申込みが完了すると、申込み内容と交換手順が記載された「お申し込みが完了いたしました」という件名の確認メールが送られてきました。
あとは交換品が届くのをのんびり待つだけ〜と思っていたら、なんとWeb申込みの翌々日には交換品が自宅に届くというスピード対応でした!!
交換品の配送と同時に、故障したLED電球を交換品が入っていた箱に詰め替えてそのまま運送会社さんに返送してもらうかたちで交換手続き完了となりました。
今回故障したLED電球が廃盤となっていたため後継品との交換となりましたが、見た目も光の色味も今までのものとまったく変わらず、他の3つの電球とも違和感なく使用できています。
申込みの簡単さ、対応の早さ、交換手順、交換した製品、どれをとっても大満足の保証対応でした。
ありがとう、パナソニック!
(追記)
このLED電球交換から約1ヶ月後、またしても同時期に購入した同じ種類のLED電球に不具合発生…。
今回も交換申し込みから2日後には交換品が届くという迅速な対応でした。
残り2つに不具合が出ないことを祈りますが、あと2回お世話になるかもしれません。
各メーカーのLED電球保証対応について
今後の参考のため、気になる各メーカーのLED電球保証対応についても調べてみました。
東芝(TOSHIBA)
- 製品購入日より5年保証あり
- 購入日が確認できない場合は製造年月より5年
- 交換申込み窓口は電話のみ
ほぼパナソニックと同等の保証内容ですが、交換申込みは電話で受付のみのようです。
パナソニックのWeb申込みがとっても便利だったので、他社でもぜひ導入が進んでほしいところです。
日立(HITACHI)
LEDシーリングライトとLEDペンダントの保証期間を5年間に延長、とありますが肝心のLED電球の保証についてははっきりとした情報は見つけられませんでした。
ただ、Amazonの商品レビューで「日立に電話して交換してもらった」という情報はあったので、5年以内の故障であれば一度問い合わせをしてみるのもいいかもしれません。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 製品購入日より5年保証あり
- 保証書内容が「3年・1年」表記であっても2017年4月1日購入以降の商品は5年保証
- 人感センサー電球・調光器対応電球は非対象
- 交換申込み窓口は電話のみ
コスパの良さが魅力のアイリスオーヤマも5年保証がありました。
まとめ
今回パナソニックのLED電球保証制度のお世話になり「今後、LED電球への買い替えはパナソニック製にしよう!!」と思ったほど素晴らしいサービスでした。
せっかく購入するなら、長く使えるとやっぱり嬉しいですよね。
これからLED電球の購入をお考えの方は、ぜひ各メーカーのアフターサービスも確認のうえ検討されることをおすすめします♪