この記事では「自分に合ったスチームクリーナーの選び方」についてご紹介します。
- スチームクリーナーを購入したいけど種類が多くてどれを選べばよいかわからない!
- パネル式とボイラー式って何が違うの?
- ハンディタイプとキャニスタータイプ、自分に合うのはどっち?
そんなお悩みはないでしょうか??
スチームクリーナーの種類とタイプを正しく知ることで、自分にあったスチームクリーナーを選ぶことができますよ。
スチームクリーナーの種類について
ボイラー式? キャニスタータイプ? 2wayって??
まずは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
パネル式とボイラー式
パネル式・ボイラー式とは、簡単に言うとスチームを作り出す仕組みのことです。
パネル式のメリット・デメリット
パネル式とは機械内部のパネルを加熱してその上に水を通すことにより蒸気を作り出すタイプで、ポンプ式とも呼ばれています。
特徴としては加熱時間が短いため使いたい時にすぐに使えることがパネル式の最大のメリットではないでしょうか。
デメリットとしては圧力が弱い点と商品によっては蒸気の温度が低く水滴が残りやすいことです。
ただし、アイリスオーヤマのコンパクトスチームクリーナーなどパネル式のスチームクリーナーでも高温・強力スチームにより水滴が残りにくくさらっとした仕上がりを可能にした商品もありますよ。
ボイラー式のメリット・デメリット
次にボイラー式についてですが、こちらは密閉されたタンク内の水を沸騰させ蒸気に変えることによりタンク内の温度・気圧を上昇させ強力なスチームを噴出させるタイプです。
ボイラー式のメリットとしては、タンク内の水をしっかり沸騰させるのでパネル式に比べて安定した高温のスチームを作り出せることや、高温・高圧力のスチームを噴射できるので洗浄力が高いことなどです。
デメリットとしては水を加熱する時間がかかるのでパネル式のようにはすぐに使用できない点と、使用中はタンク内を加熱・加圧しているため基本的には途中で水を継ぎ足すことはできません。(ただし、最近は途中で給水できるタイプのものもあるようです。)
スチームクリーナーのタイプについて
いろいろなタイプのスチームクリーナーがありますが、大きく分けると「ハンディタイプ」と「キャニスタータイプ」の2つのタイプがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについてみてみましょう。
ハンディタイプ
本体自体がコンパクトなものが多いので軽くて扱いやすいのが特徴です。軽いので高い場所の掃除や、車の中などの狭い場所でも持ち運びがしやすいです。
▽コンパクトタイプ▽
またパネル式のものだとスチーム噴射待ち時間も短く、使いたい時にすぐに使えるので毎日こまめに掃除したい方に向いています。
ボイラー式のものでもキャニスタータイプに比べればタンク容量が少ないものが多いため、噴射待ち時間も比較的短いです。
ただしタンク容量が少ない分連続使用時間が短いのがデメリットでもあります。
時間をかけてしっかりと掃除をしたい方や複数箇所を続けて掃除したい場合は水を継ぎ足して使えるタイプを選んだ方がよいでしょう。
キャニスタータイプ
キャニスタータイプのメリットはやはりハイパワーでタンク容量が大きく長時間使えるところです。タンク部分を持ち運ぶ必要がないので広い範囲も楽にお掃除することができ、特に床掃除に向いています。
休日にまとめて掃除をしたい、たまった汚れをしっかり落としたいという方にはキャニスタータイプがおすすめです。
▽キャニスタータイプ▽
デメリットとしては本体サイズが大きいため保管場所の確保が必要、噴射待ち時間が長い、ハンディタイプに比べて値段が高い、などがあげられます。
ちなみに私は床掃除が一番の目的だったのでキャニスタータイプを選びましたよ!
その他
その他にも床掃除に特化したスティックタイプや2WAY仕様でハンディとしてもスティックとしても使えるタイプなどもあります。
▽スティックタイプ▽
▽2wayタイプ▽
変わったものだとスチーム噴射部分がミット型になっていてそこに手を入れて使うようなタイプもあります。
▽ミット型▽
基本的には付属パーツや別売りのアクセサリーが用意されているものが多いのでどのタイプを選んでも様々な用途で使用することは可能ですが、使用用途がはっきりしている場合はそれぞれ目的にあったタイプを選択しましょう。
スチームクリーナーの選び方
ここまででスチームクリーナーの種類やタイプについて理解いただけたのではないでしょうか。
あとはそれぞれの特徴とメリット・デメリットから、条件にあうスチームクリーナーを選びます。
目的をはっきりとさせる
まずはスチームクリーナーでどこを掃除したいのか、何を掃除したいのか目的をはっきりさせてみましょう。
- キッチンの油汚れをこまめに掃除したい
- 子供のおもちゃなどを頻繁に除菌したい
など、汚れをできるだけ溜めずに気軽に掃除をしたい場合はコンパクトなハンディタイプがおすすめです。
- 休日に家中の床掃除をしたい
- 長年溜め込んでしまった汚れをしっかり落としたい
など、長時間ハイパワーでしっかりと掃除をしたい場合はキャニスタータイプを選ぶとよいでしょう。
このように目的をはっきりとすることで自分に必要なスチームクリーナーのタイプを絞り込むことができます。
目的によっては「そもそもスチームクリーナーが向いているの?」という場合もあるかもしれませんね。
優先順位を決める
例えばとにかくハイパワーが必要であればボイラー式のものを選択したいですが、毎回噴射待ち時間が耐えられない!というのであればできるだけ噴射待ち時間が短い商品を探すか、パワーは劣るけどすぐに使えるパネル式を選択するかになります。
この場合、自分にとっての優先順位が「ハイパワーで汚れを落とす」ことなのか「とにかく短時間ですぐに使いたい」のかを考えることでおのずと商品は絞られていくはずです。
ある程度絞り込んでから、見た目の好みや価格などで最終的に決めることで目的にあった商品を選択できるはずです。
まとめ
スチームクリーナーの種類とタイプについて理解することでそれぞれの特徴やメリット・デメリットを知り、目的と優先順位で絞り込むことで本当に必要なスチームクリーナーを選びましょう!!
それでも心配…という方は購入前にレンタルでお試ししてみるのもおすすめです。
自分にあったスチームクリーナーで掃除をラクにしちゃいましょう♪